橿原神宮〜飛鳥川脇〜富雄川脇〜法隆寺
アレックスモールトンオーナーズミーティング2日目
(2009年11月01日)
今日は走行会。
天気予報では午後雨らしいけど、
窓からみるかぎり、雨の気配は感じない。
(朝の橿原神宮前)
急激な気候変動でもあるのかな?
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(橿原ロイヤルホテル) |
(ホテルの位置) |
ホテルの前に緯度経度の表示があるので、GPSの精度を調べてみる。
お、いいんじゃない。
朝のご飯もなかなかおいしい。
もう一泊して別の物も食べてみたいけどね。
出発前に橿原神宮に行った人から連絡。
鍵がはずれなくなったらしい。
あらら、じゃあ、走行会はマラソンで参加ですか?
ワイヤーカッターを借りに来てたけど、
結局、ワイヤーカッターを使わずになんとかなったらしい。
鍵にも注油が必要ですね。
次は別の人がトルックスレンチを持ってないかと言われる。
カンパのブレーキの固定が甘くなっていたらしい。
はいはい。いろいろと工具は標準装備で持ってますよ〜。
今日の目的地は法隆寺。
輪行組はそのまま薬師寺から東大寺で奈良。
車組はホテルに戻る。
途中で雨が降ったら輪行組はそのまま最寄りの駅から帰る。
って事で。
まずは橿原神宮を目指す。
このあたりにはまだ昭和初期の頃のような建物が残っている。
(古い建物)橿原神宮に到着。
ここの鳥居は木製。
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(橿原神宮) |
橿原神宮って明治の中ごろ京都の神嘉殿と賢所が移転して造られ、
意外と歴史は浅い。
ご神体は後ろの神武天皇。
集まって集合写真。
(写真撮影)橿原神宮には入らずに、自転車道を走る。
(歩道一体の自転車道)飛鳥川の脇に続き、川脇を走っていると堤防が崩れている。
(崩れた堤防)
おお〜。何があったんだ。
(自転車道)
自転車道の側の田んぼが焼かれた跡がある。
このあたりは田んぼは焼くのかな?
(焼かれた田んぼ)
ここでちょいと休憩。
リアキャリアを見て、Fフレームかぁ〜。
と思っていたら、あれ?
BSモールトン??
(BSモールトン用に造ったリアキャリア)そのリアキャリアは
(Fフレーム)こっちの自転車についているなら違和感が無いんだけどね。
おもしろい事考えるね〜。
休憩して、さらに先に進む。
自転車道から少し離れて法隆寺に到着。
(中門)
ここで食事&拝観。
柿うどんを食べてみる。
(柿うどん)
微妙に柿の味がする。
食事を早々に終わらせ法隆寺に向かう。
今朝の快晴は一体何だったんだというような空模様。
(法隆寺、南大門)
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(仁王像)
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(世界遺産)
いや、最初という言葉は無くてもいいと思うけど・・・
(法隆寺 五重塔)
中は釈迦の最後の様子が各面から見えるようになっている。
(法隆寺 金堂)
この中には金銅釈迦三尊。
さらに金銅薬師如来の座像。
四天王像。
ここまでは飛鳥時代(531年?〜710年?平城京遷都まで)に作られて、
木造吉祥天立と毘沙門天が
平安時代(794年〜1192年?頃)に作られ、
金銅阿弥陀如来座像が
鎌倉時代(1185年頃-1333年に作られた。
というそれぞれの代表的な像がある。
窓から中を見ると
(なんか居る)
柱には
(なんかまきついている)
さらに11月1日から3日までの期間のみ限定公開している上御堂に行き、
中の釈迦三尊像と四天王像を見る。
なかなかのもの。
外に出たら奈良の町並みがよく見える。
(町並み)
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(昔の食堂)
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この食堂は記憶にあるな〜。
大宝蔵院では飛鳥時代の仏像や、教科書でしか見た事がない玉虫厨子も見る。
おお〜。玉虫厨子を生で見たのは初めてだよ〜。
この大宝蔵院、中の百済観音堂に補陀落(ほうたらく サンスクリット語ではポータラカ)の名が付いている。
(補陀落)
法隆寺側の思い入れがあるのかな?
夢殿に行こうかと思ったけど、集合時間。
しょうがない、集合場所に戻る。
雨対策で移動できる自転車は軒下に移動してくれている。
ステンレスジュビリーのサドルにはブルックスのサドルカバーをかけてくれていた。
お心づかいに感謝。
それでは、ここで解散。
次回は法隆寺集合でこの続きからっていうのはどう?
とか話をして車組はホテルに戻ってゆく。
事故起こすなよ〜。
さて輪行組は夢殿に行ってない人たちが夢殿に向かい。
他のメンバーは戻ってくるまで待っているとか。
距離があるので夢殿の近くまで自転車で向かう。
夢殿を見て、
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(お札の透かしにもなった夢殿)
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中の救世観音像を見て、
隣は2歳の聖徳太子の手の中から釈迦の骨が出現し、その骨を安置しているという舎利殿。
え〜とこの話。
大体、子供が持っている拾った骨を見て、
どうやったらその骨が釈迦の骨だと解るんだよ。
というツッコミはしてはいけません。
(舎利殿)偉い人は、産まれた時からできる事が違うんです。
(たぶん・・・)
みんなの居る場所に戻ると雨がやんでくる。
じゃあ、薬師寺まで8kmぐらいだから走っちゃおうかと、
薬師寺組とお帰り組に別れる。
が、少し走ったら雨が強くなってきたので、
薬師寺組はくじけて駅に向かう。
(法隆寺駅周辺)
さっき別れたお帰り組のメンバーが居る。
こんな時もやっぱり便利な遊々きっぷ。
キップを購入しているのを脇に見て、改札を抜ける。
鉄人を見に行く人は大阪に向かっていく。
薬師寺に向かう予定だったメンバーから
途中の郡山でJRから近鉄に乗り換えて薬師寺に行かないかと誘われる。
それじゃあ行きますか。
郡山で降りて、近鉄までどれぐらいあるかと聞くと荷物無しで12分ぐらいとの事。
けっこう遠くない?
しょうがない。輪行袋をかかえてひたすら歩く。
うちらだけだったら、きっと組み立ててたと思う。
ゴロゴロいけるカバー式の輪行袋を持っている人はそれなりに楽なもよう。
こんな時はモールトンじゃなくて他の折畳み自転車の方が便利だよね〜。
モールトンの重さが肩にずっしり来る。
こりゃ本格的にゴロゴロいける輪行袋を作る必要があるな〜。
途中で墓と一体化している寺を見る。
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(寺)
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屋根はやっぱり凝っている。
近鉄の郡山駅まで歩き、改札を抜ける。
こんな突然の予定変更でもとっても便利な遊々キップ。
(遊々きっぷ)
雨の様子を見て、ちょうど京都行きの急行が来るので、
やっぱりうちらは帰る事にする。
(単に疲れただけなんだけど・・・・)
一緒に歩いたメンバーと別れ、
京都駅で乗りかえ、
奈良で買い損ねた柿の葉寿司を京都で買い。
ついでに、京都限定のキットカットも買い。
(キットカット)
新幹線に乗り込み自宅まで。
いや〜。おもしろかった。
やっぱ次回は続きからでいいんじゃないでしょうか?
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1.絵になる東大寺の大仏殿
2.ツノのはえた狛犬
3.整備後が気になる平城京跡
4.柿の実とひまわりの花の存在
5.モアイ像に見えなくもない石舞台古墳
6.酒船石と亀型石造物
7.屋根瓦の何か
8.飛鳥の蘇
9.天岩戸神社
10.海外収集商品試験研究報告書
11.飛鳥川自転車道
12.BSモールトン用Fフレームチックなリアキャリア
13.3日間限定の上御堂
14.玉虫厨子
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