奈良〜東大寺〜平城京後〜明日香〜橿原神宮

アレックスモールトンオーナーズミーティング1日目

(2009年10月31日)





今日はミーティング。
東京駅で駅弁を買って、
 
   
(あなご弁当、ごはんの間にもアナゴ) (深川飯)
新幹線に乗る。
もちろん車両はN700系。
iPhoneのGPS Kitもかなりバージョンアップしているので、
計測してみる。

 
(時速258km)
おお〜。計測できるじゃない。
場所によっては270kmとか表示されている。
新幹線が京都駅に到着。
京都駅で近鉄に乗り換えて奈良に向かう。

 
(近鉄奈良駅前)
奈良駅前では利用者アンケートを配っている。
1300年に向けての準備かな?
近くでは鹿がウロウロ。

 
(鹿)
道路の標識ももちろん
 
(鹿)
奈良駅に降りたら興福寺の阿修羅像でも見ようかと思ったけど、
45分待ち。
こりゃパス。
東大寺に向かう。
 
(川にも鹿)
南大門の前に自転車置き場を確認して、


(自転車置き場)
明日、もしも東大寺にまで来るんだったら、ここに止めればいいか。

(南大門とうんちく)
門をくぐって、仁王像をながめる。
網がじゃまだな。

(仁王像)
仁王像の後ろには狛犬(?)。
 
(狛犬?)
あれ、居たっけ?
修学旅行以来だから忘れているな〜。
 
(中門)
中門をくぐって拝観料を払えば、大仏殿。

 
(大仏殿)
景色もいいし、こりゃまた見事な。
 
(大仏殿 正面から)

   
(大仏殿の前の灯籠と中門の裏側)


   
(大仏とうんちく)
あれ?もしかしてビシャナ仏(東大寺はビルシャナ仏)。
あれ?そうだっけ?
いかん。記憶がぐちょぐちょだ。
ビルシャナ仏という事は三仏?
おとなりに何かあるかと見てみたら、
 
(おとなりの仏像)
やっぱりあった。
なるほど。

   
   
(大仏とその周辺)
あれは蝶なんだろうけど、すごいな。
さっきの仏像のとなりには広目天。
 
(広目天)
なるほど。
大仏殿をさらに回ると
   
(東大寺の本来の姿の模型)

両サイドには100mの七重の塔があったそうな。

   
(大仏殿の模型)


 
(柱)



(関連物)
穴のあいた柱の周辺では学生たちが騒いでいる。
そういえば、修学旅行の時も同じように穴をくぐっていたっけな〜。

(柱の穴)
大仏の逆側のサイドには多聞天。
(多聞天)
穴のあいた柱の周辺では学生たちが騒いでいる。
(関連)
大仏の逆サイドには仏ではなくて、観音

(如意輪観音)


(大仏)

いや〜。ほとんど覚えていない。
覚えているのは大仏と柱の穴ぐらいだったな〜。
大仏殿を出て左の木造を見る。
あ!

(びんずるそんじゃ)
これ、覚えている。
そうだ。これ居た。

(大仏殿から見た庭)
大仏殿を出て、まわりの建物を見てみる。

(手向山八幡)

ここは狛犬が特殊。
(獅子?)
鎌倉時代の運慶の作という話があるらしいけど、
運慶が作ったとして、何をモデルにして作ったのだろう?
ツノついているし・・・・


(正倉院と同じ構造の保管庫)

(法華堂)
国宝の中に入れる。


(よく解らないけど絵)


(二月堂)
ちょっと人の多さと高度差で入るのはやめて眺めるだけ。

(あかいや)
それと大きな鐘。



(鐘と鐘の中から上を見た所)
外側は鎌倉時代の国宝でのぞいた鐘は奈良時代の国宝。

(瓦に狛犬?)
鬼がわらも時代によってまたセンスが違う。


(鯉も違う)
さすが東大寺。ここは鯉ですら他の鯉とは違う。
時間的にそろそろ危なくなってきたので、東大寺から出て駅に向かう。
途中で蹴鞠(けまり)をやっている。
(けまり)
でも玉が現代の物じゃないの?
さて369号線を大和西大寺駅に向かう。

(369号線)
道の脇の途中の公園が、

(史跡庭園)
すごいな。
すごいと言えば、こんな看板も

(こびとさん達がいる看板)
遷都1300年に向けて現在いろいろとやっている、平城京の後に行く。


(なんか作ってます)
朱雀門に行き

(朱雀門)
門から先を見ると

(平城京後)
平城京の広い敷地が見える。
遠くに見える大極殿正殿は現在回収中。
線路が平城京の後を横切っている。
平城京後は良い自転車道になっているので、この中を通って大和西大寺に抜ける。


(線路脇の建物の跡)
踏み切りをこえて平城京後の舗装路を行く。

(平城京後の道)
これ快適だわ。


大極殿正殿
舗装路を走っているとガードがなんかかわいい。

(ガード)
平城京後を抜けて、少し細目の道を走り大和西大寺駅に到着。
自転車をバラして袋詰め。
特急電車が入ってきたので、特急料金500円を払って乗る。
(特急)
中はガラガラ。
20分ぐらいで橿原神宮駅に到着。

(橿原神宮駅)
ホテルの場所が解らないけれど、駅を出る。
あ、違う出口に出てしまった。
ので、駅に戻って別の出口に向かう。
今回チケットは奈良・大和路遊々きっぷ。
フリー区間は乗り降り自由。
という事で、再び駅構内に戻り別の出口から出る。
こんな事でフリー切符の能力を使ってどうする。

自転車を組み立てて、橿原ロイヤルホテルへ向かう。
もう数名が到着していて、しかも食事をしている。
ほんじゃ、うちらも食事するか。
ビーフカレーと古代米カレーを頼む。

(古代米カレー)
奥さんの方が古代米カレー。
う〜。ビーフカレーよりも古代米カレーの方が旨い。
しかもかなり旨い。
カレーの味から違う。
こっち頼めば良かった。

食べて、待っていると続々、人が集まってくる。
ヤッカイのヘルメットがちょっと注目される。

ほんじゃ、明日香周辺ツアーに出発しますか。
売店でお茶を購入して、

(地元のお茶)
出発。
線路脇を行く。
飛鳥で線路の脇から離れて、亀石方面に向かう。

(左が歩行者道、走っているのは自転車道)
今日はかなり暑い。
ジャケット持ってこなくても良かったんじゃないか。
このあたりでは柿の木をよく見る。
え?
ここでおもしろい状態。
道の左手は柿、右手はヒマワリ。

(柿とヒマワリ)
北海道では、紫陽花とヒマワリとススキが同時に咲いているという様子を見た事があるけど、
まさか奈良で柿は花どころか実になっているのにヒマワリは花が咲いている状態だというのは
おどろいた。

案内されて亀石に到着。
っていうか、この手の物って突然現れる訳ね。

(亀石)
頭の部分は亀というよりもカエルという感じがするな〜。

亀石を見たので次に行く、
途中でミカンが100円で売ってたので買う。
こんな時、バックがあるととっても便利です。


(聖徳太子の厩戸の跡?)
聖徳太子の厩戸の跡という場所が見える。
ここの土地って、管理はどこがやっているんだろう。
さらに山を登って、石舞台古墳が見える場所に行く。


(石舞台古墳)
蘇我馬子の墓だそうだけど、元々古墳として盛った土をわざわざ剥がしてまで、
墓を暴くとは、
よっぽどの恨みでもあったんだろうか。
という事でお金を払って中を見る。

(石舞台古墳)
花がそえられている。
そうだよね。墓だもんね。
お、そうだ。
ここでミカンを食う。

(ミカン)
やっぱ、修学旅行にはミカンは必需品ですよね〜。

(コンクリート製の復元石棺)

団体さんを案内している人が、この石舞台は別の角度から見たら、
寝ているモアイ像のように見えるんですよと言うので、
見てみた。
なるほど。

(モアイ像?)
見えなくもない。
自転車置き場で後続がやってくるのを待つ。

(フレームに合わせたバック)
ランドナーが自転車置き場に置いてあり、そのオーナーにいろいろと聞いてみる。
昔のランドナーを復活させたそうな。
泥よけ分離式の昔の輪行用ランドナー。
なかなか良い味出している。
そんな話をしていたら、
全員が集まってきたので、さて次。

(走行中)
地元のおばちゃんと一緒に走る。
酒船岩に到着。

(この山の上にある)
竹やぶの中を山を登って、
(竹やぶ)

山の頂上らしき所に加工した岩が置いてある。


(酒船岩)
たしかにこれはなぜ、わざわざ山の上に置いてあるのか。
この山が岩山という訳でもなく、なぜこんな所に置いたんだろう。
いろいろと話をしていたら、
さっきのランドナーが上からやってくる。
あれ?

(ランドナー)
そっち側からのルートもある訳。
みんながランドナーを見て話し込んでいる。
じゃあ、降りるかと今度はさっきの階段の入り口まで戻り、
亀型石造物の方に行く。

(亀型石造物)
木の板はよく解らないけど、なんかのスポット。
さて、ここは水の流れを考えた石造物。
この山の上には酒船岩。
となると、山の上の酒船岩で水を流し、
複数のルートをたどってこの亀型に流し込んだという考えが出てくる訳だ。
もっともそれぞれ単体でなんのつながりも無いかも知れないけれど、
上から下に流れるもの・・・・・
お!
そうだ。
流しそうめん!!
ここは飛鳥時代の流しそうめんだったんだ!!

なんて、ある訳ないか。
だいたい、この時代にそうめんがある訳がない。

先へ行く。


(飛鳥寺)
飛鳥寺の前の交差点で長時間の停止。


(交互信号)


(しかも4分も)
前の家の軒には、置物。
飛鳥寺には、興味を持つ人が少なくパスされる。
やっぱ巨石じゃないと駄目なのか。

信号が変わり出発。
このあたりの大きめの家は、瓦の上に何かいる。

(瓦の上の何か)
明日香地域独特の風習なんだろうか。


(車専用のお払い所?)


(柿と参加者)
田んぼの間の道になり、

(田んぼの間の道)

ここで行くつもりだった場所への道を行きすぎる。
交差点の名前を見たら

(雷?)
すごい交差点だな。
田んぼの間の道を入り、

(田んぼの間)
碑とうんちくを見つける。

(大官大寺跡)
おお〜。こんな所に。
ナビを見ながら道を抜けて、目的地みるく工房に行く。

(みるく工房)
ここでアイスと酥(そ)を購入。

(今日のアイスとヨーグルト)
あれ?
みんな、酥に反応しない。

(酥(そ))
それじゃ、ここで軽くうんちく。
醍醐味(だいごみ)という言葉をよく使うけど、
その醍醐を製造する途中の段階の食品。
涅槃経という教典に
牛より乳を出し、乳より 酪を出し、酪より 生酥を出し、生酥より 熟酥を出し、熟酥より 醍醐 を出す、醍醐最上にして・・・
という文章がある。
多分、酪というのはヨーグルト(バターという人も居る)の事でそれを煮詰めて生酥ができて、熟成して熟酥ができてさらに寝かせれば醍醐になるんじゃないかとは
思うけど、
このあたりはそれぞれ研究者たちも見解が違っているのでまだ正確にこれが醍醐だと言いきれる物は解っていないらしい。
その生蘇に近いのがこの飛鳥の蘇。
これは作り方は簡単で、牛乳を焦がさないようにして、ただ7〜8時間程、煮詰める。
それだけ。
味は食べた時はねちゃっとした感じだけど、後から牛製品独特の甘味がじわ〜と口の中に広がる。
生キャラメルとは違った独特の味。
興味のある方は一度、ご試食あれ。食べる時は薄く切って食べた方がいいと思う。
80gで千円もするからもったいないしね。

(そばの家の木)
ゆっくりしていたら、気になる石碑が先に見えるので、ちょっと行ってみる。

(天岩戸神社)
をいをい。ここに天岩戸?



(天岩戸神社)

おどろいた。
しかしこの天岩戸神社のこの山って、天香久山(あまのかぐやま)。
山の名前にからんで天岩戸神社を作ったのかそれとも、たまたまだったのか、
実はこここそが本当の天の岩戸なのか。
しかも天香久山と言えば、
百人一首の

春すぎて夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山  持統天皇

この山見て、持統天皇は一句歌ったんだね〜。
うちらはここでアイスも食べて、カフェオレも飲んでいるけど。
一息ついたので、さてホテルに戻ろう!!

田んぼの間の道をゆき、
雷交差点をすすみ
交差点の石碑にちょっとビビり。

(天皇陵の碑)
ホテルに戻って、ヒノキのお風呂に入って、パーティ。
今後の方針やら20インチスピードやらの話があって、
まずは食うべぇ〜。と食いまくる。


(今日のデザート)
食べ終わって一息つくと、
とても面白い物を持ってきてくれたので眺める。
(モールトンの調査報告書)
当時の大阪の産業界がモールトンを調査した報告書。
そしてこの資料を元にして日本の自転車メーカーはミニサイクルを作り出したという貴重な資料。
かなり細かく調査されている。

話も落ち着いてきたので、抽選会。


(IKDからの提供品)
うちは今回はレモネード製のバックが当たる。
ご提供頂いたショップやメーカーのみなさん、ありがとうございました。
そしてパーティは終了。
食い足りない人たちが外のお好み焼き屋に向かっていく。
をいをい食べ過ぎるなよ〜。
風呂に入って、明日に備えて寝る。




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