養老渓谷〜麻面原〜安房小湊〜鴨川

前日は台風。当日は快晴。7月と言えばアジサイ。
と言う事で、養老渓谷、尾根つたいコース。




朝8:30頃の電車に乗り千葉駅で内房線に乗り換え、五井駅で小湊鉄道で養老渓谷駅へ


(電車の車椅子スペース)

各駅停車の内房線に、車イススペースがあったので、そこに自転車を置く。
便利、便利。


(フロントトリプル AM-GT)

(こちらもトリプル)



今回はさらに前回の反省もこめて、フロントトリプルに設定。
ギヤはAM-GTのフロントが52X42X30、リアが9〜28。
ステンレスジュビリーは52X42X30、リアが9〜30。
大体、MTBの22X32や22X34並の移動量。
しかし、小径車にロングアームの変速機はあまり似合わないな〜。
でも、まあ乗っている本人は見えないからどうでも良いか。

(養老渓谷駅)

(駅の目の前にある石碑)


駅から出て、自転車を組み立てていると、高齢のハイカーさんたちが沢山居る中に入ってしまう。
当然、見せ物となる。
げ!まあ、しょうがないか。
ハイカーさん達が出発する前に、そそくさと逃げ出す。
いつもの道のいつものコースなので、けっこう手慣れたもの。
違うのはギア比だけ。
レコードのエルゴレバーでもちゃんとフロント3速に対応しているし、
こいつは便利。
試しに、30X28にしてみる。
げ!か、軽すぎ。これは疲れる。
適切なギアを選ぶのに苦労しながら、養老温泉街に向かう。

(ここは房総ふれあいの道だそうな。)

(普通の道だと思うけど・・・)


温泉街の道を走って、前々からどうしてもつっこみを入れたくなる石碑を見つける。
房総ふれあいの道?
この道のどのあたりがそう言えるのだろうか?


(養老渓谷の看板)

橋を渡り、さていよいよ地獄の坂道がはじまる。
30X28だとどうしても軽すぎる。30X25で登る。
ひいこら言いながら登るけど・・・
前よりも心臓がバクバクしない。
呼吸はたしかに荒いけど、前よりもかなり楽。
ほ〜。さすがだね。
てんでちょいと休んで、また走る。
やっぱ、全然、楽だ。

車がこの時期、対向車しか来ないから安心なんだけど、全然、車が来ない?
おっかしいな〜。
とりあえず、一息、休んでお茶を飲む。
問題は軽すぎると疲れるって事だな〜。
少し負荷がかかるぐらいが良いのだろうけど微妙な所だな〜。
と思いながら走っていたら、いきなりチェンが切れる!!
げ!
早速、修理、修理。
まいったな〜。切れるとは思わなかった。
修理をしていると、前からバイクがくる。
このバイクは一体どこから来たのだろう??
と思っていたら、今度は後ろから来る。
結局、チェーンはコマをつめて終了。
走り出すと、さっき後ろから来たバイクが今度は前から来る??
あれ?所用だったのだろうか?
しばらく走ると、ほぼ峠の三差路に到着。
おや、結局3回の休憩だったな〜。
をし。

(三差路)

(車が来ない道)


さて、後は、あまり落差が少ない道。
楽勝。楽勝。

と前を見ると。
道にドロがあふれている。
あらあら、とよくみたら、脇の壁がくずれている。
げ!をいをい大丈夫かよ〜。
でも車が通った道がある。
と言う事はいける。って事か。
道を走ってふと、脇をみたら、ガードレールが曲がっている・・・
ひえ〜。これって、ガケくずれじゃん!!
焦って、向こうに逃げる。

(崩れている壁)

(くずれた土砂でガードレールが曲がっている。)



を〜〜こわ。
この先は大丈夫なんだろうか?
ちょっと不安だ。
先を進むと、さらにガケくずれが見える。
下をみたら、立ち入り禁止の看板が落ちている。
ひえ〜。

(ガケくずれ)

(車が脇をビクビクしながら通っている)



(落ちている、黄色い立て札)

あ〜。こわ。
とビビリながらも先に行き、麻面原に到着。
あじさいはまだ満開じゃない。

(まだ半分ぐらいしか咲いていないアジサイ)

(まだ色も薄い)


さて、食事をどこで取ろうか?と思っていたら、突然。”これ、モールトンですか?”と聞かれる。
え?
こんな所で、いきなりモールトンと聞かれるとは思わなかった。
雑誌や展示品で見たことはあるらしいけど、
乗っている物は見たことが無いらしい。
ってんで、ちょいと自慢する。
ほ、ほ、ほ。
でまあ、食事。食事。
休憩スペースで席を借りて、おにぎりを食べる。
風がすごく気持ちが良い。
ほんと、300mぐらいの高度なんだけどね〜。
ここって真冬にきたらやっぱり寒いのだろうか?

食事中もどこから来たのか?とか、この自転車が・・・・
とか聞かれる。


(大分、青がつよいアジサイ)

ふと、周りを見たら、沙羅双樹(さらそうじゅ)が咲いている。
おお〜。らっき〜。
一日で枯れてしまうから平家物語のネタにも使われている。

(沙羅双樹(さらそうじゅ) なつつばき)

(花の下にあったうんちく)


おなかも膨れて落ち着いたので、先に行く。
清澄寺に行こうと言う案もあったが、結局、いつもの道で天津小湊方面を目指す。
道を下りはじめるとハイカーさん達が登って来る。
うらやましそうな視線をあびながら道を下る。
下りは自転車にかぎる。
いつもの休憩所でお茶を飲んで一息。

(いつもの休憩所)

(遠くに見えるのは海)


また下る。
木陰で休んでいるハイカーたちの視線をあびる。

そのハイカーに10人以上の子供たちのグループがいて。
みんなに、”いいなぁ〜。”と、合唱される。

ほ、ほ、ほ。
くやしかったら、モールトン買ってみろ!
自転車をかかえて登らない、お前らの問題じゃぁ〜。


(ここにもガケくずれ)
下っている途中で、ガケくずれを発見。
を〜を、ここでも崩れていたか。

とまあ、県民の森の入り口を抜けて、そのまま、天津小湊の駅を越えて海にでる。

(何かを取ろうとしているやつ)

(天津小湊の街灯はこんなの、上は鯛ですね。)


(天津小湊の海岸)

(岩場が多いのでいそ遊びにむいているかも?)


今日はこのまま鴨川を目指す。
国道128号線の直線の道に入る。
脇に自転車道らしき道があるし、信号等もほとんどないので、すっきりと鴨川に行ける道。
鴨川に到着し、
今回は簡保の宿のお風呂。
お風呂は最上階にあり、景色がかなり良い。

(簡保の宿の看板)

(簡保の宿)



(お風呂から鴨川シーワールドが見える)

しかもシーワールドまで見えてしまうから、もしかしてシャチのショーはタダ見ができるのでは?
お風呂からあがり、マッサージなどで時間を潰して、鴨川駅へ。


(お風呂から鴨川シーワールドが見える)

4時発の新宿わかしお号に乗り、津田沼乗り換え、東船橋へ

今回の目玉。
1,台風の後はがけ崩れに気をつけよう。
2,知っている人は知っているモールトン。
3,小径車はロングアームの変速機はあまり似合わない。


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