河口湖駅〜オルゴールの森〜フィット〜河口湖〜フィット
(モールトンオーナーズミーティング初日)

(2003年10月25日)


今日はいよいよオーナーズミーティング。



12時までにフィットに集合という事で、早めに行って、少しは観光でもしようかと、
6時54分船橋発のあずさに乗る。
もちろん、船橋駅では、ドトールによってコーヒーと朝飯を買う。


(ドトール)

やっぱり、車両は新型の車両。

(あずさ)

(車両の中)



今日はほとんど満室。自由席もあぶないらしい。
JRは11月から秋バージョンとしてダイヤが多少変わるらしいが、
JRの予定に関係なく乗客の動きが変わっているんだから、10月の後半あたりから、
車両の数を増やすなり、本数を多くするなり対応を考えた方がいいのではないかと思うんだが?


(買ったコーヒー)

まあ、とにかくコーヒーを飲みながらホットドックを食べる。
新宿に近づくと、新宿駅で中央線を利用した人は知っているタワークレーンが見える。
もちろん名前は


(あずさ2号)

大月に到着して電車を乗り換える。今日の電車はJR線からの乗り入れで、階段を渡ってJRと書いてある車両に乗り込む。
すでにかなり混んでいる。

一番後ろに行き、なんとか自転車置き場と空いている椅子を確保。
モールトンに関係ない輪行組が何人かいて、中には袋から変速機をはみ出させている。
をいをい、一般市民の服が変速機に触れたら汚れるだろう。
それだから自転車が交通機関から嫌われるんだぞ。

座っている席の隣は、携帯電話の会話に夢中な若いにいちゃん。
話をしているうちに電車が出発。
駅員がキップを売りに来たが話がかみあっていない。
どうやら、兄ちゃん、JRのホームの方に電車が居たから、JRの線をそのまま行くもんだと思っていたらしい。
あわれな兄ちゃんは、富士急の途中の駅で降りて行った・・
車内アナウンスはちゃんと聞こうね。
にいちゃん、携帯電話の車内通話は、他人の迷惑だけでなくてこういう事も想定しているからなんだよ。
電車が富士吉田に近づく。
雲の中に富士山がぽっかりと現れている。


(富士山)

なんかこういう絵ってあったような気がするんだけど。
ついでに富士山特急のバックに富士山を撮ってみる。


(富士山特急と富士山)

電車が河口湖駅に到着し、さっそくいつもの輪行スペースで自転車を組み立てる。
組み立てていたら、輪行袋を持ってきた男女のペアの一人がモールトンに反応。
奇麗だといいながら写真を撮りまくられる。
いや〜。また自慢しちゃった。

オーナーズミーティングの話をして彼とは別れ、


(撮影されるモールトン)

さてと時間があるから、オルゴールの森にでも行きますか。
と走り出すと、踏み込んだときにリアのホィールがずれる。
あれ?
クイックゆるんでいたか?
クイックを締め直し後ろを見ると、おや富士山、奇麗。
ってんで、急きょ、河口湖駅の前に行き写真を撮る。


(富士山をバックにした河口湖駅)

あ〜。だから この駅は100駅の一つになっている訳だ。
なっとく。
河口湖へ行き、湖畔の脇を走る。


(河口湖の湖畔から河口湖大橋を見た所)

いちおう確認の為に河口湖大橋を渡ってみる。
もちろん20円はちゃんと払う。


(20円を取りだし中)

河口湖大橋から富士山を見てみると


(まあこんな感じ)

河口湖も静かな感じ、山は上の方が紅葉がはじまっている。


(河口湖)

湖畔の脇の道へ行くが、
漕艇競技で一部走れない。
ありゃりゃ。見ておいてよかった。
オルゴールの森へ行き中へ入る。
JRの河口湖フリー切符を見せたら一割の値引き。

(オルゴールの森の入り口)
(オルゴールの森には猫もいる)
(これ一式でオルゴール。機械仕掛けってやつね。)
(オルゴールの森にはクマも居る)
(シロガネの敵のオートマタも居る)
(オートマタのウンチク)
(白鳥も居る)
(ディスク型のオルゴール。こちらの方が加工をしやすいらしい。CDの原形 か?)
(なぜか香水の蒸溜器も居る。展示品らしい。)
(うんちく)


中で賞を取ったという人のチョコを買う。
試食ができるのでいくつかつまむが、お、けっこう旨い。
しかしオルゴールの世界って、はまったら確実にビンボーになるな。
さてとそろそろ、フィットに行くかと思っていたら、携帯に電話が入る。
とりそこねて、着信記録を見ると、たしかこの人は・・・
という事で返信をすると、IKDさん。
今、フィットに居るそうな。
もう一人とこれから、フィットを下って、うどん屋に行くとか?
ほんではこちらはオルゴールの森から出るのでうどん屋でお会いしましょう。
となる。
もう一人は下見をした事のある奴だから車で行こうという事になるだろう。
となるとあのきつい登りは登らずに済むと。
さてと駐車場に行くと、バスの運転手とバスガイドがノンビリしている。


(のんびり中)

こんな所で休まずに喫茶店とかでゆっくりできればいいのに。
近くの垣根は、紅葉が始まっている。


(紅葉がはじまりつつある垣根)

河口湖大橋を渡り、国道139号線の脇を通り、船津登山口を渡り、金多留満の前で、左に入りうどん屋へ到着。
店の前で彼らの車を探すが、無い。
をいをい。もしかして自転車で降りてきたんじゃないだろうな。
うどん屋の玄関の前で、モールトンを2台発見。しかも明らかに彼らが乗ってきたモールトン。
あっちゃ〜。甘かったか。
しょうがない。諦めるか。
店に入ると、肉うどんを2名が食っている。
うちらは冷やしたぬきを頼む。


(冷やしたぬき)

食べ終わってさてと行きますかと店を出る。
また電話がかかってくる。
今度はうーさん。すでにフィットに来ているらしい。
うどんを食ったのでこれから登るぞと話しをする。
うちらの自転車を見たやつが、
チェンリングを56X42と56X44にしてきているので、
チェンリングの小さいモールトンはカッコ悪いねとか言っているし。
ふ、ふ、ふ。そんな事言っていると後で地獄をみるぞ。
では、いきますかと走り出す。
ステラシアターの前を通り坂を登る。げ、まずい足に疲れと筋肉痛が残っている。
昨日走ったのがいけなかったか?
とりあえずフィットまで800mの所まで登る。
ほんとここにフィットがあればいいのに、なんでさらに上に作ったかな?
とブーたれながらひいこら言ってのぼる。
フィットに到着すると、すでに到着している人たちが迎えてくれる。
中で食事をしている人たちへ挨拶をして下見の準備をする。
下見というのは、
今回のミーティングは参加者が170名というイベント。
今までのように全員で走るという事はムリなので、
16組みぐらいに分割して、それぞれのリーダーが自分の趣味に合わせて走る。
参加者は自分の趣向にあう走り方をするリーダーを選ぶ形を取る。
しかもホテルの前に一度に170台も自転車が集まったらホテルや宿泊者に迷惑をかけるので、
迷惑をかけないようにする為の対策も兼ねている。

12時出発の予定だったが、例によって予定者が渋滞などにはまって遅れている。
京都からの参加者がおみやげを渡してくれる。さすがにおたべという事では無いらしい。
という事で出発は1時に変更。

まあ、そんなものさ。
名古屋組みはさらに30分遅れるとか?
う〜ん。そこまでは待てないから、名古屋組みは車で案内をしてもらおう。


(出発待ちの私達)

ほんじゃあ、20名ぐらいそろったので出る。
なぜかショーンモールトンやパシュレイの人やスイスの人まで一緒に走る。
さっき登りがきつかったか、当初、事務やっているからと言っていた奴までなぜか付きあう。
をいをい、大丈夫か?
という事で、一気に下る。
ブレーキなんてかけないから時速50kmぐらいは軽く出る。
と後ろでパンクをしたらしい。
待っていたら、ショーンモールトンがパシュレイの人とRolfのホィールに反応している。
なんだ知っているのか?
しばらく待っていたら先に行ってくれと連絡が入る。どうやらほっといていいらしい。先に行く事にする。
しかし、ショーンモールトンとパシュレイの人がなぜか今、来た道をもどって行く。
話しを聞くと、スライドの準備をしに行くとか。
いや、もどるなら別のルートからもどった方がいいぞ。と言ってもすでに彼らは坂の先と、まあがんばってもらいましょう。
2本の足があるから辛かったら押してもどるだろう。
河口湖大橋で20円を払って富士山を見る。
さきほどの漕艇競技を踏まえて、湖畔の脇は走らずに自動車と同じ道を走る。
トンネルの脇で少し後続を待つ。


(河口湖から見た富士山)

後続が来たので、さらに先へ行く。
この辺から湖畔の脇の道を走る。コスモスが咲いていて奇麗な道をコスモスにぶつかりながら走る。
イテテテ・・

ブルーベリーのアイスの前でトイレ休憩。
とりあえず、ブルーベリーアイスを食べる。

(ブルーベリーのアイス)

すると当初食べないと言っていた人たちもなぜかつられて食べている。
しかも、ブルーベリーとバニラのハイブリットにしている奴も居るし・・・
雲の間の富士山も絵になるな〜。
スイス人反応している。

スイスには富士山のようにすそ野が広い山が無いそうで富士山はそれなりに感動があるらしい。


(ブルーベリーのアイスのあたりからみた富士山)

そろそろ出ようかと思ったら、中に自転車らしき物をつんでいる車が入ってくる。
うん?もしかしたら・・・・
と待っていると、やっぱりそう。
えぐっちゃんが挨拶。
久しぶり!!
そういえば、ここ数年会ってなかったね。
アオキさんも挨拶。
おお〜。元気してた?
次に ながいさんも挨拶って、さっき会ったばかりか・・
とりあえず、先へ行く。
西湖への道を紹介して、道の駅をちょっと見せて、
河口湖大橋の道にもどり、139号線に向かって走る。
先ほどの車の連中が車を止めている脇を挨拶をして先へ行く。
すると、高速で走り始めるやつらが出てくる。
をいをい。そのまま来た道をもどるとあんたら地獄だぞ。
という事で、しょうがないから先頭まで走って、139号線を左へ走る。
車をよけて左の歩道を走ると、今度は車道を高速で走るやつらが居る。
ったくもー。
これから登山だっていうのになんで、こう疲れる走りをするかな〜。
船津口の交差点を渡って、先に曲がってコースを知らせる。
ステラシアターの手前でちょっと休憩。
はい、1.4kmだけど、これからの登りは大変ですよと伝えて登る。
登るとすぐ脇の駐車場で先ほどの車から自転車を降ろしている。
なんで?
ここからの登りはきついよ。
登ると、やっぱり筋肉痛と疲労が出ている。
はあ。まあノンビリいくかね。
フィットまで800mで後続をカメラに撮ってみる。


(後続のみなさん)

フィットにもどり、さて風呂だな。
やっぱ走った後は風呂にかぎるよ。

送った荷物を受け取りにロビーへ行く、話しを聞くとすでに何台か自転車が送られてきているとか?
どれどれと見ていると網に覆われた段ボールの中に一台、モールトンが素のままで置いてある。
え?
荷札がハンドルについている。
をいをい。もしかしてそのまま送ったんかい?
つまり、宅急便はそのまま受け取って、ここまで送ったと?
あなたのわがまま運びますと宅急便は宣伝していた時期があったが、
ここまでワガママを運んでくれるとは・・・
荷造りで悩んでいる他の人たちの苦労はなんだったんだ?
という事で、自分の荷物を受け取って、自分たちの部屋に荷物を置き。
受付けにもどり事務作業。
お、目の前をロルフのホィールを履いたAPBが通っていく。
パーティの時間になりパーティ会場へ移動。
とりあえず、始まる。


(ダイナベクターの人とショーンモールトン)

モールトン社からショーンモールトン。
パシュレイ社から一人。
イギリスから一人。
スイスからはモールトンの代理店の人が家族で参加。
スイスの方が言うには、スイスのオーナーズクラブは30名ぐらいだとか。

ここで、明日の走行会のリーダの紹介とコースと距離と走り方を紙に書いてもらう。
出発時間もそれぞれ変えてフィットの出口での混乱を防ぐ。
ちなみに私のコースは西湖・河口湖一周で、距離が40km 平均時速が24kmで、
軽食ありと。
これだったら、それほど人は集まらないだろう。
あとは参加者がどう判断するか。

会場では久しぶりに知りあいにも会う。
お、元気してた?
と言っても参加者の殆どが知りあいなんだが、名前と顔を覚えていない。
自転車しか覚えていないから、自転車と一緒じゃないと名前が解らない。

知りあいの中には、なぜか背広で来ているやつも居る。
いや、礼儀は大事だが、そこまでジェントルマンにならなくても。



(パーティ会場)

食事はこの値段にしてはホテルとしては頑張ってくれている。
ゴマ団子けっこういけます。

パーティと言えば、やっぱ抽選会。
今回は、BSサイクルからはメッセンジャーバック。
コーフーからは、APB用フロントキャリア。デイキャリア。平板タイプのスプリング。スタンド。
モールトン社からは、銀製のニューシリーズのデザインをしたアクセサリー(けっこうよさげ)。


(抽選品)

当たった方はおめでとうございます。
って、あたしゃな〜んも当たらんかった。
スイスの方がわざわざお土産を持ってきてくれて、娘さんが全員に配っている。
わざわざ日本にまで来て申し訳ないです。
ランディさんのつれがスイスの人に日本からのお土産を渡したいとかで、
英語がよーわからんから、誰か通訳やってくれないかと言われる。
英語が話せる人ね。
う〜ん。
と近くにいた最近、英語を勉強している某ホームページのコイケさんを見つけて御協力をお願いする。
本人は状況が何もわからないようで面食らっている。
とりあえずランディさんが軽く説明をして事情を理解してもらう。
物は渡せた模様。

ショーンが何かスライドで、博士の生い立ちを話しはじめる。
う!こ、これはもしかして長い?

(ショーンが持ってきたスライド 博士の生い立ちと・・・)



20分を越えている。
聞いている人の中には、ストロボでスライドを撮っている人も居る。
いや、スクリーンって発光した物を反射しているからストロボで撮ると白くなるだけで何も写っていないよ。
後で悲しい思いをするぞ。

う〜。飽きてきたので後ろの方でワイワイ話しをしていたら、スライド見ないなら外に出るべきだと言われる。
う!ごもっとも。

素直に外に出て話しをする。
話が終りに近づくと、ジグつきのフレームの写真が紹介される。
なるほど。いつかやるとは思っていたけど、このデザインは解るけど、かえって重くならないか?
一段落ついて会場の外でショーンモールトンとうーさんが話をしている。
ロルフ社がショーンモールトンにメールをしようとしたらメールアドレスが無かったらしく、
連絡が取れないと言われたと話しをしたら、
メールアドレスが変わったそうな。
それと、ロルフ社はショーンモールトンにコンタクトを取って、
100セット、200セット、400セットでいくらになるか話をしてきたらしい。
ショーンモールトンは前にロルフのホィールに乗った事があるらしく、
その時はホィールが左右に大きく振れたので使わない事にしたとか?
しかし3ヶ月使っている身としては、そんな事は今の所、起きていないんだけどな。
それはただ単にスポークを締めていなかっただけじゃないの?
さっき時速50km以上で走ったけど、何の問題も無かったよ。
まあ、実際、どこまで使えるか解らないから我が身を持って調べるしか無いんだろうな。

あとは走行コースを書いてない人に書いてもらい。
時間になったのでパーティはお開き。
酒を飲む奴らは隣へ移動。
うちらは疲れたので、会場を整理して、部屋にもどる。
鍵は一緒の部屋の奴が持っているが、彼らは自転車を車から出すとかで、ちょっと遅れるそうな。
まあ、それでも会場を整理した後で行けば、多分もどっているだろうと荷物を抱えて、
部屋に行く。
もどってない・・・・

荷物を入り口の前に置いて、ロビーで先ほどの走行会のルートを振り分ける。
一緒になれそうなチームは合体して一緒に走ってもらうと西湖・河口湖一周で時速20kmが多い。
という事でいろいろとやりくりをして、グループを決める。
決めている間に同室の人がもどってきている。
ドアの外に置いてあった荷物は部屋に入れてくれている。
チャイムを押して中に入る。結局彼らは受付が閉じていたので、自転車をこちらの部屋まであげたそうな。
あらら、手間だったね。
一緒の女性がこのホテルのお風呂の構造にうけていた。
だからどんな時でも家族仲良くしようね。という所なんだって。
なぜかモールトン以外の話をして、ラ・メゾンとか、武蔵美の玉川上水前のラーメン屋とか、
フォーレスト273とか、カリブの島とか、イタリヤとか、
さっき行ったオルゴールの森とか、
風邪を引いたら肩甲骨の間の背中に温湿布を張って寝ると翌朝が楽だとか、
風邪を引いたら、お風呂に入った方がいい場合もあるとか、
さんざん、モールトンと関係ない話をして、シャワーを浴びて寝る。

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今日の目玉
1,千葉からのあずさはやっぱり新型車両。
2,絵画のような富士山。
3,やっぱり自慢ができるモールトン。
2,新宿駅にはいつも居るあずさ2号。
3,なぜかディズニーランドを連想するオルゴールの森。
4,登り、ツラ・・。
5,わざわざお土産を持ってきてくれるスイスの方。
6,ショーンモールトンも使ってみたらしいロルフのホィール。



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